こんにちは。
知ってる方も知らない方もいらっしゃると思います。Be Choirというますコーラスグループのディレクターをしております、長谷川雅洋といいます。
今回コラムの依頼をいただき、NYでの生活やゴルペル、音楽の事等を書いて欲しいという事で、拙い文章ではありますが、私的な事をおおっぴろげに書いていきたいと思います。以後ポエム風にします笑。
僕らの団体は2010年に発足し、2012年にキングレコードからファーストアルバムをリリース、昨年2015年にセカンドアルバムをリリースした。
特にセカンドアルバムは自分の楽曲を中心に作った。
ミュージックディレクターを中心に本当に助けてもらいながら作れたことには感謝しかない。
ただそこで感じたのは、自分の出来なさだった。
大事な人に迷惑をかけたり、不義理も意図せずはたらいていたり、色々いっぱいいっぱいだったこともあり、頑張らないといけないという気持ちとは裏腹に心底自分の歌も音楽も聴きたくない状態になっていた。
要は自分がくだらないと思っていたわけだ。価値なんかないし、色々デッドエンドってくらいに思っていた。←書いてて引くほど暗い笑、でもまああるでしょ、みなさんも笑
そんな折に1年程NYに仕事で行くことになり、マンハッタンのど真ん中に住むことになった。
まず最初に僕が自分に確認したかったのは、
「本当に音楽が好きかどうか」だった。それすらよくわかんなくなっていたとも言える。
思えば久しくライブにもいってなかった。いって何になるのかと思っていたし。
大好きな小林賢太郎が今年の基本書(毎年僕は軸にする基本書を決めて悩むとそれを元に生活設計をする笑。弁護士を目指していた頃の名残笑)にも
「まずは空っぽになったかめ樽を感動で満たす」という事が書いてあったので(本当に自分の意思のないやつだ笑)、片っ端からライブを見に行った。エンゲル係数を極力抑え、給与の80%以上を音楽に注ぎ込むという妻に間違いなく怒られるパターンの生活を開始した。(妻が見ていない事を祈る笑)
ちょっと挙げると、
シカゴ、ジャージーボーイズ、トリップオブラブ、レミゼ、キンキーブーツ、ブルーマン、ストンプ、アポロ、上原ひろみ、Datti Austin、Chris Botti、Joss Stone、Underworld、Anthony Hamilton、Fantasia、Quest Love、Yolanda Adams、Billy Joel、リチャードボナ、ロンカーター、ビクターウッデン、カートエリング、Take6、Manhattan Transfer、ホセジェームス、バーニーサンダース(音楽家じゃなく政治家笑)、Tamela Mann、Karen ClarkSheard、Jenifer Holiday、 Hezekiah Waker、シシーヒューストン、リアーナ、Bobbi Humphrey、 Chakah Kahn、Najah Lewis,,,
書くだけで疲れる笑。
で、これに加えて、
ビレッジアンダーグラウンドとシュガーバーを中心にオープンマイクに行き、火曜日、日曜日教会に行くというまあそんな毎日を過ごしてきた(いつ仕事してんだという指摘は置いといて欲しい笑。自分でもよくわかんない笑。)
それと同時に、とびっきり高いスピーカーを買って、持ってきた録音設備を備え付けていつでも歌えるようにした。
思えば、家でしっかり、またはまったり、アルバムで音楽を聴く事がなかった気がする。
ダニーのライブを聴いた時の衝撃や、ディアンジェロが最初ピンとこなかった事や、
カークのアルバムを分析していた事、ゴスペルが好きになったきっかけの曲をたくさん聞いて
単純に感動したりするようになっていく。
そんな折、死ぬほどびっくりする事が起こりまくるのである。
次回に続く。
長谷川雅洋
マスコーラスグループ「Be Choir」リーダー
会社員&シンガー
現在N.Y.で生活
Be Choirとは
Be Choir(ビー・クワイア)は2010年10月に代表 長谷川雅洋によって設立されたクワイア/マスコーラスグループ。
関東各所で多数のイベントに出演し精力的に活動中。長谷川やソロシンガーによる歌と迫力あるクワイアによるコーラスは音楽業界のみならず注目を集めている。
2012年にKING RECORDSよりデビューアルバム「Be」をリリースし、iTunesポップチャート最高8位を記録。
2015年7月にリリースした2ndアルバム”Lift”は長谷川雅洋のオリジナル楽曲を中心に、ブラックミュージックを背景にした多彩な表現により、業界内でも話題となり、売上を伸ばしている。
ライブ活動では、ワンマンライブのほか、クワイアミュージックの常識を変える、「もしクワ~もしもゴスペルクワイアのBe Choirと○○がコラボレーションライブをしたら~」に出演。
第1弾では篠崎愛の所属するアイドルグループAeLL.(2014年2月)、第2弾ではボーカルデュオD-51(2015年1月)とのコラボレーションにより、これまでにない新たなステージを展開し、大きな注目を集めている。
また、ゴスペラーズ黒沢薫による”LOVE LIFE”を、ワンマンライブでの共演を経て、黒沢薫10周年記念シングルに収録されるなど、デビュー以来常に進化をし続けるBe Choirから今後も目が離せない!