突然だが音楽で人生が変わることはあるだろうか。
答えは人によって「Yes」でもあり「No」でもある。
ちなみに筆者は言うまでもなく音楽で人生が変わった人間である。

では人生を変えたいと思って音楽を聴く人はいるだろうか。
妙に聞こえるかもしれないが、新しい音楽を求める人は、小さな人生の変化を潜在的に求めているのではないかと筆者は考える。

音楽で気分が変わることも、その人の小さな人生の変化といえる

日本レコード協会の「音楽メディアユーザー実態調査」によると、
音楽に対する完全なる無関心層(無料であっても全く音楽を聞かない)の割合は、
全体の34.6%を占めるそうだ。
つまり国民の3人に1人は、音楽に対して無料有料に関わらず全く興味をもってないといえる。

しかし大学生まではこの無関心層は10%程度しかなく、有料でも音楽を聞く割合は60%近くまであるそうだ。
逆に30代を境に無関心層の割合は増加し、60代では50%近くが音楽に対し無関心になる。

要は音楽を買うか・求めるかどうかは個々の経済状況の如何ではなく、個々の気持ちによるものである。
またこの世代別の結果から見ても、人生における変化を潜在的に求めている人が音楽を求めると言っても、あながち間違いではないのではないかと思われる。
以下は先日筆者が大学のイベントで、音楽ビジネスを専攻している学生に烏滸がましくも話した内容であるが、
「自分の想定できる成功で大したものはなく、大きな成功は自分の想定の外側にある。
なぜなら世の中の知識や事実のほとんどは、自分の外側にあるのだから。」

常に新しいものを求めて、新しい挑戦・新しい価値観を得る。
その中に新しい音楽を求めることも含まれるのではないだろうか。

参考:日本レコード協会『音楽メディアユーザー実態調査』

長谷川繁
ゴスペル・デイレクター

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